鍼灸Q＆A

鍼灸治療用の鍼（はり）は髪の毛ほどの太さ（0.18ミリ程度)で、注射針の薬が通る穴の中に何本も入るほど細いものです。チクっとする痛みを感じる場所もありますが、ほとんど痛みを感じない場所も多いです。小学校1年生から鍼ができます。どうしてもこわい方は、ささない鍼やあたためるお灸で対応していきます。

ふだんの鍼灸治療のお灸は、台の上にモグサがのってる温めるお灸を使用しています。あつい場合にははずしますし、痕になることもありません。小学生未満の方や妊婦の方は症状によって棒状のお灸をかざしてあたためる棒灸を使用します。

また、症状によりモグサをお米くらいの大きさにして肌の上に置いて火をつける直接のお灸をする場合もあります。（逆子の灸など）その場合は説明し納得していただいてからおこないます。

当院では使い捨ての鍼を使用しています。一度使用した鍼は全て廃棄処分しますので、感染の心配はありません。

一般的に鍼灸治療には副作用はないとされています。鍼灸治療がはじめての方や刺激が強かった場合には、症状が一時的に強くなったり体のだるさがでることがあります。治癒過程で出現する場合がほとんどで半日から一日すると消失します。

また、鍼が細い血管にあたってしまうと内出血がおこる場合があります。1～2週間で完全に消えますし、体に害のあるものではありません。

ツボは他の場所より硬くなっていたり柔らかくなっていたりします。皮膚を軽く触っていくことでみつけていきます。ツボは東洋医学では「経穴」と呼ばれます。体の状態は様々なツボに反応が現れますので、ツボは鍼灸治療するだけのものではなく、体の状態を知る場所にもなります。当院では、独立した一つ一つのツボを重視するのではなく、ツボの流れの「経絡」を重視しながら鍼灸治療していくツボをさがしていきます。

鍼は肩こり・腰痛・神経痛などの一般的に知られている症状の他にも内科系・婦人科系疾患にも効果が期待できます。血行促進・ホルモンバランス調整・自律神経調整・内臓機能調整・免疫力向上・・・などの効果があります。WHO（世界保健機構）では鍼灸治療の適応症を公表しています。

曲がった骨盤や背骨は、骨そのものが原因しているわけではありません。骨を支えている筋肉がバランスを崩して引っ張ったり、結合組織などの軟部組織が影響しています。強制的に骨を動かしても回復は一時的なもので、すぐに戻ってしまうばかりか無理な矯正で組織を傷つけてしまいます。人間の体は本来あるべき正しい形に戻ろうとする自然治癒力があります。鍼灸治療(体コース)で筋肉をほぐし体質を改善することで、徐々に正しい場所に戻っていくよう促します。

2024年1月からVISA/マスター/JCBなどの各種カードや楽天ペイ/auペイ/iDなどの各種電子マネーお支払いいただけます。

当院の駐車場はありません。エンゼルパーク（300円／30分：18時からは最大900円）やパルコ第一駐車場

（270円／30分：パルコカードで30分無料：平日17時からは800円）の駐車場を利用されている方が多いです。タワー式でも大丈夫な方はエムテックアークロック栄パーキング（500円／2時間）を利用される方もみえます。

※駐車料金は参考です。ホームページで確認してください。